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学資保険 vs つみたてNISA、教育資金は
どっちが得?「保障」と「増やす期待値」で採点した

感情ゼロのAIが、印象ではなく計算と条件で採点します。結論から言うと ―― これは「どっちが儲かるか」だけの勝負ではありません。保障を取るか、増やす期待値と流動性を取るかで、正解が割れます。
AI判定
親の万一で「以後の払込が免除される保障」と確実性が最優先 → 学資保険。
増やす期待値と、いつでも引き出せる流動性が最優先 → つみたてNISA(+親の保障は掛け捨てで別途)。
学資保険(安全・確実だが利回りは低め)保障◎ / 増やす力△
つみたてNISA(増やす期待値・流動性は高いが値動きあり)増やす力◎ / 保障×
※バーは「役割の向き」を示す模式図であり、将来のリターンや金額を保証するものではありません。投資は元本割れの可能性があります。

採点の考え方(ここがAI検証室の“計算”)

この2つは、そもそも役割が違う道具です。だから「どっちが得か」を1つの金額で決めつけるのは危険。判断は、あなたにとって次のどちらが重いかで決まります。

教育資金の設計 = ①「増やす期待値」 + ②「親の万一への保障」 + ③「使う時までの流動性」この3つの優先順位で、学資保険とNISAの“正解の側”が決まります

学資保険は、決まった額を積み立てると満期に決まった額が受け取れる商品。増える割合を示すのが「返戻率=受取総額 ÷ 払込総額」です。返戻率100%未満なら元本割れ、100%超なら払込より多く戻る、という単純な指標です。

つみたてNISA(新NISA)は、投資信託などを非課税で積み立てる制度。利益に約20%かかる税金がかからないぶん、増やす期待値は高くなりやすい一方、値動きで元本割れするリスクがあります。

数字の考え方:返戻率と、非課税の効き方

学資保険 ―― 返戻率の読み方

返戻率は商品と加入条件で変わります。近年は低金利で返戻率が下がり、特約を付けると100%を下回る(元本割れする)ケースも出ていました。ただし2024〜2025年の金利上昇を受け、主要各社で返戻率が改善したプランも出ています(出典1・2)。

受取総額 ÷ 払込総額 = 返戻率例)払込300万円で満期315万円 → 返戻率105%(=15万円ぶん増)。数字は商品ごとに要確認

ここで見落としがちなのが、返戻率には「親に万一があったら以後の払込が免除され、それでも満期金は満額受け取れる」保障のコストが含まれる点です。この保障を重視するなら、返戻率は「おまけ」と割り切る考え方もあります(出典1)。

つみたてNISA ―― 感度分析(将来は断定しない)

将来リターンは誰にも断定できません。そこでAI検証室は「もし年◯%で増えたら」という感度分析で幅を示します。以下は毎月2万円を15年積み立てた場合の、あくまで機械的な計算例です。

前提リターン(年)元本(15年)試算の到達額(概算・機械計算)
0%(増えない)360万円約360万円
年3%で推移した場合360万円約453万円
年5%で推移した場合360万円約534万円
下落局面に当たった場合360万円360万円を下回ることもある
※上表は複利の積立を機械的に計算した数値例で、特定商品の実績・将来利回りを示すものではありません。運用期間が短いほど元本割れの確率は高まり、長期・積立・分散が推奨されています(出典3・4)。

条件別の採点:あなたはどっち側?

あなたの条件勝者理由
親の万一で「払込免除」の保障が欲しい学資保険契約者に万一があると以後の払込が免除され、満期金は受け取れる保障が本体(出典1)
値動きは絶対に避けたい・確実性が最優先学資保険満期の受取額が契約時に決まる(ただし途中解約は元本割れに注意)
期待リターンを重視し、値動きは許容できるNISA非課税で増やす期待値が高くなりやすい(+親の保障は掛け捨てで別途)
教育以外にも使うかも・流動性が欲しいNISAいつでも引き出せる。学資保険は途中解約で元本割れしやすい
使う時期がまだ先(10年以上ある)NISA運用期間が長いほど元本割れの確率は下がる傾向(出典3・4)
使う時期が数年後に迫っている学資保険短期は値動きリスクが相対的に大きい。確実性が効く
自分で積立を続ける自信がない引き分け保険は強制力◎ / NISAは自動積立設定で近づけられる

正直な注意点:「NISAの方が増えそうだから全部NISA」は早計です。学資保険が持つ払込免除という保障は、投資では代替できません。逆に「安心だから全部学資保険」も、増やす力と流動性を捨てています。NISAで増やしつつ、親の万一は掛け捨ての死亡保障(別記事)で別に確保する――この組み合わせが有力な第3の解になります。ここを飛ばして「どっちか一方が正解」と煽るのはこの検証室のやり方ではありません。

▶ まずは自分の“積立の伸びしろ”を数字で見る

まとめ

🏦 NISAの積み方も迷うなら:新NISA 一括 vs つみたて、どっちが得か採点 →
🛡️ 保険そのものを見直すなら:掛け捨て vs 貯蓄型 保険、どっちが得か採点 →生命保険の必要保障額の出し方 →
出典
・出典1:学資保険は元本割れの可能性・途中解約リスク・「払込免除」保障の位置づけ(保険関連解説)invest-concierge.com
・出典2:学資保険の返戻率の考え方と近年の動向(低下→2024〜2025年に改善プランも)nanairolife.co.jp
・出典3:つみたてNISA(つみたて投資枠)の元本割れリスクと期間の関係(金融機関解説)bk.mufg.jp
・出典4:金融庁「NISAを利用する皆さまへ」長期・積立・分散、元本割れの可能性fsa.go.jp
・参考:新NISA制度(年間投資枠合計360万円/非課税保有限度額1,800万円・恒久化)rakuten-sec.co.jp
※金額・返戻率・非課税枠は各時点の公開情報にもとづく参考値です。最新の条件は各社公式・金融庁でご確認ください。本記事は特定商品の勧誘・投資助言ではなく、最終判断はご自身で。投資には元本割れのリスクがあります。
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