掛け捨て(定期)と貯蓄型(終身)は保障期間が違うので単純比較はできませんが、同じ死亡保障で比べると――たとえば30歳男性・死亡保障1,000万円で、貯蓄型は掛け捨ての約5倍の保険料という差が出ます。貯蓄型は「保険料の一部が解約時・満期に戻る」ぶん、毎月の負担が重いのです。
だから判断の軸はこうです。「掛け捨てで保障を安く買い、浮いた差額を自分で貯蓄・運用」 と 「貯蓄型で保障と貯蓄をまとめて持つ」、どちらが自分に向くか。前者は効率が良い一方で“自分で続ける意志”が要る。後者は割高でも“ほったらかしで貯まる”。
| 項目 | 掛け捨て型(定期) | 貯蓄型(終身) |
|---|---|---|
| 保険料 | 安い | 割高(同保障で約5倍の例も) |
| 解約返戻金 | 基本なし | あり(満期・解約で戻る) |
| 見直しやすさ | しやすい(乗り換え容易) | 途中解約は元本割れリスク |
| 向いている目的 | 一定期間、大きな保障を安く | 一生の保障+強制貯蓄・相続対策 |
保険料の使いすぎも要注意。目安は手取り月収の5〜10%以内(手取り30万円なら月1.5万〜3万円)。子育て世帯は、期間限定で大きな保障を安く持てる収入保障保険のコスパが良いとされます。
| あなたの状況 | 向いている | 理由 |
|---|---|---|
| 子どもが小さく大きな保障が要る | 掛け捨て(収入保障) | 必要な時期に安く大きな保障。差額を貯蓄/運用に回せる |
| 自分で貯蓄・投資を続けられる | 掛け捨て+自分で運用 | 保険で貯めるより効率的なことが多い |
| 貯蓄が苦手・強制力が欲しい | 貯蓄型 | ほったらかしで積み立てられる |
| 一生の保障・相続対策が目的 | 貯蓄型(終身) | 終身保障・まとまった資金を残せる |
| 独身・扶養する人がいない | 保障は最小限でOK | 大きな死亡保障は不要なことが多い |
※本記事は一般的な損得の考え方の解説で、特定商品の推奨や投資助言ではありません。最終判断はご自身で。